50周年記念式典
日本老人福祉財団は令和5年12月1日に法人創立50周年を迎えました。
12月1日に開催された記念式典では「記念映像上映」や「記念講演(蒲原基道氏)」の他、「席上揮毫(金澤翔子氏)」等、マンダリンオリエンタル東京にて華やかに執り行われました。
司会は元日本テレビアナウンサーの町亞聖氏が務められ、全国の〈ゆうゆうの里〉にも生配信されました。
席上揮毫で書いていただいたのは「進化」の文字。
記念映像は全国7施設の〈ゆうゆうの里〉をめぐりご入居者、職員の方々に出演いただきました。日常生活の中で育まれている「絆」や日ごろの「感謝」の気持ちを感じていただける映像となっております。
今後も財団は、皆様方のご期待に応えるため、次の50年に向け、前に進んでまいります。
日本老人福祉財団 創立50周年事務局
理事長就任のご挨拶
青木雅人前理事長の後を継ぎ、理事長に就任いたしました小口明彦です。
当財団の理念を引き継ぎ、課せられた使命を全うすべく、誠心誠意努めてまいります。
ご入居者の皆様はもちろん、職員、地域をはじめ関係各位の方々のご理解とご協力を得ることができ、おかげさまで50年目を迎えることができ、深く感謝しております。この場をお借りし御礼申し上げます。
当財団は1973年、豊かな老後に向けた新たな「高齢者コミュニティ」を目指して発足、以来国内に7つの施設を建設、運営して参りました。本年、財団の設立から半世紀を迎えましたが、「高齢者コミュニティ」の考え方は色あせることなく、ますます価値が高まると考えます。
今後も「高齢者コミュニティ」創りのため、「自己実現に向けた健康づくりと生きがい
づくり」、「入居者同士、職員、地域との交流」、「介護医療等の一体的で切れ目のないサポート」について継続して取り組みます。
さて、私は1982(昭和57)年に本財団に就職、神戸、浜松、京都の3つの〈ゆうゆうの里〉の現場と本部勤務を合わせ財団で41年働き、多くの入居者の方々、職員と接してまいりました。
この間、私が仕事で大事にしてきたことが5つあります。それは、「基本を忘れず」、「一方的にならず」、「いつも笑顔で」、「楽しく働く」、また「あなたがいたから、頑張れる」と入居者の方から言われる職員になりたいと考え、仕事をして参りました。
財団サービスの根幹は人材です。職員一人ひとりの働き甲斐を高め、入居者の皆さまに質の高いサービスを提供すること、また、経営努力を積み重ね、ご入居者の安心と安全を最優先にした健全な経営を行って参ります。
そのため、テクノロジーの活用を進め、事務処理のシステム化や介護業務のデジタル化を図ります。また職員満足度の向上、懸案であった建て替えについても方針を定め進めます。
今後も財団は、皆様方のご期待に応えるため、次の50年に向け、前に進んでまいります。
一般財団法人 日本老人福祉財団
理事長 小口 明彦
50周年記念ポスターについて
あなたとともに。
私たち日本老人福祉財団は、1970年代のはじめ、
この国の高齢化問題にいち早く向き合いました。
以来、多くのご入居者や職員、地域社会とともに、
“安心“と”幸せ“を提供する高齢者コミュニティづくりに取り組み、
創立50周年を迎えます。
そして今、次の50年へ。
皆様との“絆”と“感謝“を胸に、
さらなる進化を目指して新たなスタートを切ります。
ひとりひとりの人間性を大切に、
より働きやすい環境づくりにより職員チームの力を高め、
地域社会に豊かな福祉ネットワークを育てることで
生き生きとしたシニア期の挑戦を支えていく。
出会えた方々の“より自分らしい人生“を、
ともに叶えていくために。
私にとって、あなたはとても大切な人です。
日本老人福祉財団
50周年記念ロゴについて
「0」部分を中心に外側へ曲線が広がっていく様子を描くことで、財団設立から
大切にしてきた「絆」、「感謝」とともに未来へ「進化」していく様子を表現します。
また、生き生きとしたシニア期の挑戦やコミュニティの広がり、未来を照らす光
などポジティブで力強いエネルギーを演出します。