京都光華女子大学短期大学部 歯科衛生学科 井上富雄教授と、同大学看護福祉リハビリテーション学部 福祉リハビリテーション学科 森本かえで教授をお迎えし、1月17日(火)京都〈ゆうゆうの里〉にて「口腔機能の維持」と「がん予防と身体活動」をテーマにした講演会を開催いたしました。
「口腔機能の維持」では、健康寿命の延伸にどのように寄与するのか、咀嚼とはどういうものなのか、歯の大切さ、口腔機能の低下によりどのようなリスクがあるか、などの説明がありました。また、「がん予防と身体活動」では、がん予防法の１つである身体活動の推奨量や日常生活の中で取り入れる方法、身体活動によるがん予防の効果に関する科学的な根拠など、具体的な事例を交えながら解説していただきました。
講演会には、約30名の入居者が参加され、教授方の講演に熱心に耳を傾けていらっしゃいました。参加者は真剣な表情で聴講されていました。質疑応答の時間には、気になった点や疑問に思われたことを積極的に質問される姿が見られ、健康への関心の深さを改めて実感いたしました。
日本老人福祉財団では、今後も介護・福祉の理解を深める取組みや地域貢献事業に力を入れて取り組んでまいります。
