令和6年11月12日(火)大阪人間科学大学 武田ゼミの授業の一環として5名の学生が大阪〈ゆうゆうの里〉へ見学に来られました。
まず始めに、施設長より財団の概要説明を行った後、自立期から要支援・要介護期の関わりについて説明と施設案内、外部講師による相続セミナーの見学などを実施しました。施設案内では、介護部門の主任が見守り浴の説明を行い、要介護のご入居者が過ごされるデイルームでレクリエーションを間近で体験され、ゆうゆうの里のご入居者との関わりを紹介しました。また、一般居室と一時介護室などの共用エリアや診療所(併設)の見学を実施し、そのなかでご入居者の普段の暮らしぶりを伝えました。
次にご入居者2名との懇談会を行い、参加した学生からは入居のきっかけや入居して良かったことなどの質問がなされ、ご入居者からは「介護を受けていますが、大阪市内に出かけているのよ」や、「食堂の方にすごく助けてもらった」などのリアルな暮らしぶりの話にふれて返答されたこともあり、入居時自立型有料老人ホームへの理解が進んだように感じられました。
最後に、2年上の先輩で同大学同学部を卒業した新卒職員との座談会を行いました。学生の皆さんから「実際に勤務し始めての違いは何ですか」や「実際の1日の流れを教えてもらえますか」など実践的な内容の質問があり、先輩職員と、活発なやり取りがなされました。
今回の見学を通して、学生の学習や就職活動に役立てることができれば幸いです。
日本老人福祉財団では、今後も介護・福祉の理解を深める取組みや地域貢献事業に力を入れて取り組んでまいります。