日本介護福祉学会主催の近畿地区公開講座において、当法人の職員による講演を行いました。
当日の講義では、
「コロナ禍を乗り越え有料老人ホームの社会的意義について考える」というテーマで基調講演を行い、
各現場の職員からコロナ禍での活動として、
「コロナ禍が高齢者の日常に及ぼす影響」
「元気高齢者をコロナフレイルから守る」
「コロナ禍での入居者募集活動」
「コロナ禍のリアル~コロナ禍でも安心の医療・介護体制~」
「コロナ禍での採用活動をプラスに!~インターンシップの取り組み~」
という5つの報告を行いました。
その後、基調講演と報告を行った6名の職員においてパネルディスカッションを実施し、コロナ禍において職員が「どのような工夫をして、努力を重ね、活動を行ってきたか」ということを、視聴者へ伝えました。
講義後には、日本介護福祉学会会長の加瀬様より、「日本老人福祉財団は、自分たちがやっている仕事だけではなくて、常に社会のニーズを先取りし、解決できない課題にチャレンジしてきたことが素晴らしい。日本老人福祉財団におけるすばらしい介護の実践活動を参考にして、学会でも介護福祉研究を進めていきたい。」「日本老人福祉財団が運営する施設は、入居者のためだけのコミュニティではなく、そこで働く職員も成長していくことができるコミュニティであるため、視聴しておられる他の企業や施設の方も参考にしていただきたい。」とのコメントをいただきました。
今回の講演会を通じて、視聴者のみなさまにとって、有料老人ホームの社会的意義やイメージ、働く職員の様子を知ることができる機会になっていたら幸いです。
今後も、当法人では、介護・福祉の理解を深める取り組みとして、大学や高校、学会等における社会貢献事業に力を入れて取り組んでまいります。