京都〈ゆうゆうの里〉は、令和3年12月7日(火)、京都光華女子大学健康科学部健康栄養学科 桑島千栄准教授の『第10回給食マネジメント論(オンライン講義)』にて、2回生の学生80名に対し、講義を行いました。
テーマは、「寄り添える管理栄養士を目指して~高齢者が最期まで食を楽しめる支援を~」
目的は、学生の皆さんに『高齢者像』を伝えること。
食堂部門、介護部門、入居者募集等の担当者が連携し、3つの講義を行いました。
「今の若者にとって、高齢者は身近な存在ではない。一言で「高齢者」と言っても、まだまだお元気な方から終末期を迎える方までその状態には幅があり、学生には実態をしっかり理解してメニューを作成できる管理栄養士を目指して欲しい。」という桑島准教授から学生への熱い想いを伺い、実現したのが今回の企画です。
講義後には、桑島准教授から「介護が必要な「高齢者」の食事風景をリアルに見て実態を知る非常に貴重な機会になった。」との声をいただきました。
今回のオンライン講義を通じて、学生の皆さんの「高齢者に対する食の提供」について興味が増し、ご自分たちが目指す「管理栄養士」の仕事が少しでもイメージできる機会になっていたら幸いです。
日本老人福祉財団では、今後も介護・福祉の理解を深める取り組みや地域貢献事業に力を入れて取り組んでいきたいと思います。